カテゴリ: キャッシング会社を探す

キャッシングするにはまずは自分の状況を把握する

基本的なキャッシングについての理解をしたうえで、さっそくキャッシング先を探していきます。
インターネット上にはキャッシングの比較サイトなども多数ありますが、多くは広告収入を目的に運営されています。ですので情報を鵜呑みにするのは禁物です。
しかしそのようなサイトがまったく無意味かと言いますとそうでもありません。
現在インターネットを利用しての積極的な勧誘はそれだけ企業が融資先を探している証拠でもあります。
その為インターネットで広告費を使って集客している企業は申し込みやすい状況にあるとも言えます。
しかしそのようなポータルサイトの中からさらに自分にあった企業を選ぶとなると少しコツがいるかもしれません。
目安としてA、B、Cの3つのケースを挙げてみます。

【A:どこでも申し込み可能な方】

下記のような方が該当します。

  • クレジットカードの支払いが遅れたことはない。
  • かつて消費者金融でキャッシングしたことは無い。
  • その他ローン(住宅ローン、マイカーローン)などの支払いはない、もしくはローンはあるが遅れたことはない。
  • 定期的な収入がある。

上記の方はどこのキャッシングでも利用できるでしょう。
あとは希望融資金額と利便性で決めれば大丈夫です。
近所に手数料のかからない専用ATMなどがある会社が便利です。
振込手数料も返済回数が多くなると、かなりの額になりますので注意してください。

また少額であれば、クレジットカードのキャッシング利用枠を使うのも良いですが、
比較的ボーナスなどで一括返済できることが多いなら、三井住友カード「ゴールドローン」などの信販会社系カードローンも利用価値が高いかもしれません。高額融資も対応でき、金利も低く有利です。
総量規制は適用されますが特に年収の高い方は便利に使えるカードです。

また大手銀行系のカードローンもおすすめです。ある程度高額融資にも対応でき、金利も有利なものもあります。
総量規制の適用外なので特に年収の低めの方でも、所得の割には融資金額が高めに出る可能性もあります。
キャッシングは毎月の最低返済額が企業によって異なります。
さらに月々の所得が少なめの方は無理のない返済ができるよう最低返済額が少なめな企業を選ぶべきです。
その点三菱東京UFJ銀行のカードローン「バンクイック」は月々2,000円からの返済が可能です。

 

【B:銀行系大手は難しいが準大手消費者金融なら可能性がある方】

もし前述の企業で審査が通らない方は場合、大手銀行傘下の「消費者金融」もなかなか通らないでしょう。
通らない方は下記のような内容に該当する可能性があります。

  • クレジットカードの支払いが遅れたことがある。(今はすべて支払い済みである)
  • リボ払いのクレジットカードをたくさん所有している、またはリボ払いの残高がかなりある。
  • かつて消費者金融でキャッシングしたことがあり、返済に遅れたことがある。(今は延滞が解消していること。)
  • 現在の所得に対して、その他ローン(住宅ローン、マイカーローン)などの支払い負担が大きい。

支払いの遅れに対しての過去情報は信用情報機関に問い合わせてみればわかります。
しかし、信用情報に対しての判断基準はどこの企業も公けにはしていませんので、想像でしかわかりませんが。
(ただしある程度の融資基準はサイトなどに書いてある場合もあります。簡単な融資可否の「お試し診断」などでもわかります。)
ただし銀行系の消費者金融の中でも、大手未満の中堅消費者金融は望みがあります。
大手の消費者金融とは異なる独自の審査基準があり、ダイレクトワンなどは親会社が地方銀行のスルガ銀行の為、プロミスなどの大手都市銀行傘下の消費者金融とはまた異なる審査基準があると考えられます。
銀行カードローンでも地方銀行の元気がいいので、ダイレクトワンも積極的な融資が期待できます。

 

【C:中堅消費者金融なら可能性がある方】

さらに柔軟な審査を行っているのが中堅消費者金融です。
これらの企業は大手キャッシング企業から借りられなくなった方も対象に含んでいる場合が多くありますので、
相談してみる価値はあります。

  • クレジットカードの支払いが何度も遅れたことがある。
  • リボ払いの残高がかなりある。
  • 消費者金融でキャッシング歴がある。
  • 現在の所得が少ないのに、ローン(住宅ローン、マイカーローン)がある。

ただし、貸す側もそれなりのリスクがありますので、現在の状況によっては色々根ほり葉ほり質問される可能性はあります。
それでも融資してもらうのですから、正直に真摯に説明しましょう。
中堅処でも人気が高いのは大阪の老舗消費者金融フクホーなどでしょうか。やはり債務整理者への融資の実績が高いようです。
また貸金業法改正後に新規に起業した名古屋のアローや東京のライフティなどの消費者金融も人気があります。

また最近では消費者金融でも地方の業者がインターネットを使って全国融資に進出する傾向があります。
地方の消費者金融には土地柄からか審査や融資も都市部の感覚とはまた異なるものがあります。
四国・松山のセントラルなどはその代表例です。

また小さい消費者金融でも大阪のニチデンなど地元に限って融資している消費者金融は、融通が効く場合もありますので、そういった消費者金融をあたるのも一つの方法です。

ただし、借りるのは最低でもここまでです。
自分の信用情報や属性が悪いからといって、決して貸金業登録をしていない企業から借りてはいけません。
以上の企業からも融資を受けられないような方は、以前にも書きましたが自分の生活を変える別の手段を考慮するべきです。セーフティネット貸付など何かしら生活を改善する為の援助は行政などにも用意されています。例えそれが生活保護であってもです。

このように、現在の自分の収入、職業、ローン状況などによって、キャッシングできる企業が変わってきます。
過去のキャッシングの利用状況は、しっかり返済さえしていれば逆に良い実績としてみなされる場合もあります。また返済が滞ったりしている場合は、当然悪い実績となります。
過去の実績が悪いと当然審査が通りにくくなるため、やたらと審査を申し込む場合がありますが
むやみやたらと融資審査を受けては否決されている実績は、次の企業の融資審査担当者に悪印象を与えかねないので注意が必要です。
過去の状況が不安な方は、一度信用情報機関で自分の実績を確認しましょう。
インターネットでの確認も可能です。インターネットの場合は本人名義のクレジットカード、
郵送または窓口の場合は、本人確認書類が必要になります。

「CIC 」(クレジットインフォメーションセンター)
http://www.cic.co.jp/
CIC 情報開示について
http://www.cic.co.jp/mydata/index.html

ところでかつて、誰かにの保証人になってしまったなど、やむを得ない事情で自己破産をした方がいらっしゃるかもしれません。
その場合でも免責が決定していれば、それまでの借金は免除されますから借入額は0円になります。
よって通常「指定信用情報機関」も、完済情報として更新されているはずです。。
しかし、この「指定信用情報機関」への完済情報の更新を怠っている消費者金融会社が以外に多く見受けられ、本来、免責で完済に更新されるべき借入情報が、現在の借入額として残ったままになっていることがあります。
このような状況ですと、融資審査の上で以下のような判断をされる場合があります。

  • 情報に残ったままになっている負債が、「長期延滞」と判断される可能性がある
  • 情報に負債が残ったままになっているから「総量規制」に抵触すると判断される可能性がある

尚、現状多重債務者の方は、通常ではなかなか審査は通りません。
中堅消費者金融などで融資を受けるられるケースはありますが、また別途ご説明します

 

 

 

次回は安心してキャッシングするため正規登録のキャッシング会社を探す方法を説明します。

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