カテゴリ: キャッシング会社の分類

銀行系カードローンでのキャッシング

キャッシング

キャッシングをするにも、会社は大手から中小まで様々あり、その区別もよくわからない方も多いと思います。
キャッシングを行っている業者をカテゴリー分類しました。

 

 

 

【銀行系カードローン
信頼性 ★★★★★
利便性 ★★★★★
審査基準 ★★☆☆☆

大手銀行傘下企業でのキャッシングは、信頼性が非常に高く、利便性・サービス面も優れています。
但し、やはり審査基準はそれなりに厳しいと言えます。
貸金業法が改正される以前、銀行が対象とするユーザーはキャッシングを利用するユーザーの中で最もローリスクな層でした。
しかし現状では上限金利が引き下げられ、もともとハイリスク層を対象としていた消費者金融業者も銀行に近い金利設定にせざるをえなくなりました。
依然独立系消費者金融として事業を行っていた消費者金融業者は、平成18年の貸金業法の改正とともにすべて大手銀行の傘下に入りました。
その後銀行本体も個人向けのキャッシングに力を入れ始めました。
グループ傘下に入った消費者金融と銀行本体が設定する商品の棲み分けですが、現在銀行の設定するカードローン商品の保証はほとんどがかつての大手消費者金融、または信販会社などが担っています。
消費者金融は総量規制の適用後、どうしても新規の貸付が難しくなり融資残高を中々増やすことができませんでした。
そんな中総量規制が適用されない銀行カードローンの保証業務に活路を見出しました。
これは銀行に元々個人向けの小口無担保融資のないこと、そして従来に比べハイリスク層への融資を行う銀行のリスクヘッジの思惑が重なり現在ではほぼすべての商品が上記のような形態をとっています。
消費者金融業者にとってもユーザーが自社でキャッシングしても、銀行のカードローンを利用しても利益が得られるということで両者にとって都合の良い形態でした。
しかし実際には同じグループ内で同様の商品があることは棲み分けが難しくなりますがやはり以前のようなリスクに応じた対象ユーザー層は存在していると言えます。
つまり同し銀行グループの商品でも消費者金融業者の商品のほうが若干ハイリスク層を対象にしていると言えます。逆にローリスク層へは総量規制の適用がない銀行本体のカードローンのほうが高額の融資が可能になるため、グループ内でもそのような棲み分けになっているといえます。
銀行傘下の代表的なキャッシング商品(企業)には下記のような企業があげられます。

※三菱東京UFJ銀行系列
最も有名な消費者金融のひとつ。その信頼性はメガバンクの傘下に入りますます増しています。現在では保証業務にも力を入れており、多くの地方銀行のキャッシング商品の保証会社にもなっています。

カードローン「バンクイック」 三菱東京UFJ銀行


三菱東京UFJカードローン「バンクイック」

業種 銀行本体
実質年率 4.6% ~14.6%
利用限度額 最高500万
サイト http://www.bk.mufg.jp/kariru/card/banquic/
知らない人は居ないと思われる三菱東京UFJ銀行が発行するカードローン商品。現在契約者数が非常に伸びている商品です。初めての方なら間違いのない選択肢の一つと言えます。
※三井住友銀行系列

キャッシング・カードローンのご相談は、消費者金融の【プロミス】公式サイト


「プロミス」

業種 貸金業者
実質年率 4.5% ~17.8%
利用限度額 最高500万
サイト http://cyber.promise.co.jp/Pcmain
アコムと並ぶかつての大手消費者金融のひとつ。業界トップであった武富士の無き今、アコムと熾烈なトップシェア争いをしています。

キャッシング、カードローン、ローンは三井住友銀行グループの【モビット】公式サイト

「モビット」

業種 貸金業者
実質年率 3.0% ~18.0%
利用限度額 最高800万
サイト http://www.mobit.ne.jp/
消費者金融としては後発ですが、三和銀行と信販会社アプラスの肝いりで発足したモビット。現在は三井住友銀行グループ傘下の消費者金融として営業しています。
カードローン : 三井住友銀行

三井住友銀行カードローン

業種 銀行本体
実質年率 4.0% ~14.5%
利用限度額 最高800万
サイト http://www.smbc.co.jp/kojin/loan/cardloan/
日本が誇るメガバンクの一つ、三井住友銀行が発行するカードローン。歴史は浅いですがその信用のもと現在着実にキャッシング業界でのシェアを伸ばしています。
※新生銀行系列

キャッシングなら新生銀行カードローン レイク公式ホームページ

新生銀行カードローン レイク

業種 銀行本体
実質年率 4.5% ~18.0%
利用限度額 最高500万
サイト http://lake.jp/
現在外資の傘下にある株式会社新生銀行。その株式会社新生銀行がかつての大手消費者金融を吸収合併し、新たに新生銀行の発行するカードローンのブランドとして再出発しました。
キャッシング・消費者金融は新生銀行グループの【ノーローン】公式サイト

「ノーローン」

業種 (貸金業者)
実質年率 4.5% ~18.0%
利用限度額 最高500万
サイト http://noloan.com
準大手と言える消費者金融のシンキは2002年に新生銀行と提携し、現在では連結子会社としてその消費者金融部門を担っています。

銀行系カードローンは、

  • 総量規制が適用されるカードローン
  • 総量規制が適用されないカードローン

に分類することができます。

両社の違いは実際に貸し出す企業によって、貸金業法が適用されるか否かです。

・銀行傘下の貸金業者 貸金業法適用・・・・総量規制適用
銀行本体からの貸付 銀行法適用・・・・・総量規制適用されない

銀行系カードローンには多くのブランドがあり一般の方には区別しづらいと思います。
代表的なブランドの分類をしましたので参考にしてください。

総量規制適用

総量規制適用外

三井住友銀行カードローン ※ブランド名はありません

プロローグでも少し触れましたが貸金業法と総量規制についてはあらためて説明します。

 
 
 

次回は信販会社のカードローンやクレジットカードのキャッシング機能をご紹介します。

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