キャッシングサービスを行っている企業の中で、キャッシング会社の分類に関しては以前ご説明しました。

その中で銀行系カードバンクやクレジットカード会社については、サービス内容や利便性でキャッシング先企業を決めて問題ありません。

ただし、消費者金融は少し事情が異なります。

現在こちらのサイトで紹介してる消費者金融業者にはそのようなことはありませんが、

以前、消費者金融業界では違法な取り立てを行う企業などが存在し問題になったことがあります。

現在そういった企業の多くは表立って活動していませんが、中には貸金業登録をしたうえで、今でもそのような行為を行っている企業もあります。

昔から貸金業にトラブルはつきものでしたが、はるか以前からすでに消費者金融企業の間では、独自の業界団体が設立されていました。

それが日本消費者金融協会（JCFA）です。

【日本消費者金融協会】

日本消費者金融協会（JCFA）とは日本の主要な消費者金融会社で構成される全国組織の任意団体です。
1969年の4月に創立以来、「消費者の保護と救済」を理念に、自主的な業務規制を徹底するほか、個人信用情報機関の設立や「救済更生事業団」「金銭管理カウンセリング事業団」など消費者金融の産業基盤の構築に向け、社会的理解と市場育成に力を入れています。

限られた加盟企業の中で、「大手」を言われる消費者金融企業が多く加盟しています。

三菱東京UFJグループのアコムやプロミスのSMBCコンシューマーファイナンス、元武富士の日本保証に、新生銀行グループのシンキといった具合です。

現在は以前ほどの影響力は無いかもしれませんが、長い歴史の中でそれなりに企業コンプライアンスの確保に努めてきました。

その為、現在でも日本消費者金融協会加盟企業は信頼できると言えます。

加盟企業自体は2013年現在前述の大手を含め20社ほどです。大手企業が占める割合の高さが感じられます。

http://www.jcfa.net/

この中で注目してほしいのは中堅ながら日本消費者金融協会に加盟している企業です。

中堅以下の消費者金融業者はかなりの数がありますが、その中で日本消費者金融協会に加盟しているのは、ほんの一握りです。

• (株)アトモス
• センチュリーファイナンス(株)
• 富士クレジット(株)
• フクホー(株)
• (株)セントラル
• (有)大黒屋
• （株）ユニバーサルコーポレーション
• フタバ(株)

等

当然協会員には会費とそれなりの義務がありますから、そこまでして日本消費者金融協会に加盟している中堅消費者金融は十分信頼に値すると言えます。
注意）JCFA（日本消費者金融協会）は平成26年3月末を持って発展的に解散いたしました。

 

 

 

次回は属性審査について解説します。

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